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                       {前回の続き}
キャロウェイ方式」はこうして・・・

そこで一同、自分の懐具合と酒量を考えながら帽子の中に
手を突っ込んだ。

かくしてここにめでたくHands in Cap
つまりハンディキャップが誕生したというわけ

この平等システムをゴルフに取り入れたのは、今でこそ市に
昇格しているが、18世紀初頭まで町だった
セントアンドリュースのヒューブ町長だったと
いわれている。

ハンディキャップが考案されたお陰でゴルフは老若男女が
対等に楽しめる素敵なゲームになった。

ところがオフィシャル・ハンディを持たない人がゲームを
する場合、どう腕前を査定するか。この難題をめぐって
イギリスでは猟銃をもちだし嘘のハンディを申告して勝利を
もぎとった相手を射殺する事件まで発生した。

マメリカ人のプロ、ライオネル・キャロウェイ
公正なハンディ算出法に頭を悩ました1人である。

そこで彼はハンディを決めずにスタートし、ラウンド終了後、
グロスと各ホールの打数からハンディを査定する方程式を考案した。

これが世に名高い「キャロウェイ方式」だが、
しかし法が出来れば必ずウラをかく者が現れる。
少し腕があればハンディ作成の参考にするホールを
推理して打数を調整するなど朝メシ前。

そのカラクリが次第にひろまって、
彼苦心の作「キャロウェイ方式」は次第に姿を消していった。

                           次回に続く

夏坂 健 著「だからゴルフはやめられない
(ISBN4-620-30932-XC 0075 毎日新聞社発行 
1500円)」から


自分の記憶では日本でも20年から25年前(確信はないが)
までは
「キャロウェイ方式」でハンディを決めていた。


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